キノコ訴訟 : ホームページでの写真の使用は、出所等が記載されていなければ本人作と思います。

損賠訴訟:きのこ写真無断掲載、長野県に賠償命令
http://mainichi.jp/select/news/20121030k0000m040072000c.html

毎日jp によりますと、キノコの写真が、県のホームページに勝手に載せられたことが許せないとして、提訴
10月29日に原告勝訴の地裁判決があったそうです。
 
キノコ(ミナミシビレタケ)の写真2点と、イラスト1点が対象です。
 
県側は、創作性が低いと考えていたようです。
つまり、著作権が存在する著作物ではないということでしょう。
 
このあたりは、いわゆる知財意識にかかわるところでしょう。
日本でも20年前であれば、問題にならなかったかもしれません。
 
ホームページの出始めには、他から写真を持ってくるなど、あたりまえだったでしょう。
だいいちホームページを見ることができる者は限られていたでしょう。
著作権者が、無断で使われていることを知らなければ訴えようもありません。
 
今では、インターネットはテレビよりも身近な存在です。
著作権の意識は相当変わってきていると思います。
つまり、知財意識は向上しているということです。
 
写真や、イラストには、「著作物性」があります。
「著作物」になる可能性があるということです。
著作物であれば、「著作権」が働きます。
 
「著作物性」、「著作物」、「著作権」
言葉遊びのようですが、微妙な違いがあります。
 
今はオークションに載せるために写した商品の写真であっても著作権が認められる時代です。
 
県は、なぜ争ったのでしょうか。 
どうやら、ことの本質は著作権の有無をめぐるものというより、感情論のように見えます。

有名な演歌歌手が、作詞者の怒り(感情)から、唄うことを止めた件を思いだします。 
著作権は、感情と一体不可分である感を強めます。
 
著作権者による無用な感情の発露を招かないためにも、侵害には注意したいものです。
「侵害は心外に通ずる」というところでしょう。

他人の著作物を使うときは、合法的な「引用」とするか、「許諾」を得るかが不可欠です。
それができないのであれば、「自分で創作する」ということが基本です。
 自分で書いた、きのこの絵


該当写真(ミナミシビレタケ)でgoogle検索すると、関連する写真を掲載したブログがあります。
出所(でどころ)を書かないと、引用ではなく本人作(あるいは無断使用?)と思われますよ。
 
 
 
参考:
 
Yahoo!オークション - 法律相談室
http://auction.yahoo.co.jp/legal/007/details/
 
著作権者のホームページ 「ミナミシビレタケ」
http://www007.upp.so-net.ne.jp/soma/somatimes/soma/b05_j.html
 
 
 
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